みなさま、こんにちは
ヨーガ・セラピー・スーリアの原田裕子です。
私が若い頃、友人や同僚から飲み会などに誘われたときよく使っていたフレーズが「行けたら行くね」というものでした。
これほど当てにならないというか
信用できない返事はないですよね。
行くね、とは言っていますが
まず行くことはないという意味ですし
変に相手に期待を持たせる返事でもあります。
言っていた本人としては
行ってもいいけれど行きたくなくなるかもしれない
でも、今すぐにここではっきりと断るのは相手に悪いし気分を害してしまうかもしれない
と相手の立場をおもんぱかったかのような大きな勘違いをしていたのですね。
他人に対してだけでなく、自分に対しても
時間があったら○○しよう
仕事が早く終わったら○○に行こう
痩せたらこの服を着ようとか
天気が良かったら‥
あの人が来ないなら‥
という条件をつけて物事を決めようとしていました。
そんな感じでしたから
結局は物事を決めきれず自分にも他人にもあやふやな返事をしていたのです。
行けたら行くね
という相手にしてみたら
来るの来ないの、どっち？
という判断に困る言い方は今は絶対にしません(^-^)
当時は飲み会への返事でさえ、はっきりと決めずに先延ばしにしていましたから、いろいろな事が山積していました。
そして、そのために自分が混乱していたのですね。
それは、相手にどう思われるかという
相手の顔色をうかがいながら判断しようとしていたからです。
決めることをため込んで何も終わらせることができず
やる気はあるのに気持ちばかりあせっていましたし
周りの人も、はっきりしない私に困っていたのではないかと思います。
そんなわたしの転機となったのは仕事です。
とにかく返事を曖昧にすることが、まったくもって許されなかった環境でしたのでそれが良かったのかもしれません。
つまり
はっきりとした返事をすることが相手の求めていることであり、
私も相手にそれを求めるほうが
意思の疎通がとれてお互いにすっきりすることがわかったのです。
曖昧さが美徳とされることもある日本ですが
察して欲しいと願っても
相手を私の思い通りに自由自在に変えることはできないのも事実です。
察してもらえると確かに嬉しいこともありますが
相手にそれを期待してしまうのは、お互いに不満の種となりがちです。
自分の正直な気持ちに気づく事
それを言葉にしてみること
そんなことが大切なのかもしれません。
遊ぼうよ❣️それくらい察してくれニャいと。
みなさまが幸せでありますように
合掌
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ヨーガ療法専門スタジオ
ヨーガ・セラピー・スーリア
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